3つのポリシー

アドミッション・ポリシー

本学において所定の期間在学し、学科ごとに定める単位を取得し、次のとおりの能力を身につけた者に学位を授与する。

1. 理学療法士としての知識、教養を身につける努力ができる人
2. 他者への共感的態度を持ち、礼節を重んじることができる人
3. 社会奉仕活動に対して、積極的に貢献することができる人
4. 定められたルールを守り、社会的な倫理観の構築に努力することができる人
5. 性別、国籍、障害の有無に関わらずインクルーシブ(包括的)な社会づくりに貢献できる人

ディプロマ・ポリシー

理学療法学科（3年課程）の教育課程において、以下の資質と能力を身につけ、所定の単位を修得したものに卒業を認定し、専門士を授与する。

1. 理学療法士としての専門的知識を身につけ、理学療法技術の実施ができる
2. 医療倫理と理学療法士倫理を身につける
3. 対象者中心の視点をもつことができる
4. 根拠に基づいた課題解決能力を有する
5. 理学療法の質と安全の管理を実施することができる
6. 適切なコミュニケーション能力を有し、良好な人間関係の構築を図ることができる
7. コンプライアンスを遵守でき、安全な情報管理を行う能力を有する
8. 理学療法士としての自己研鑽に励むことができる

カリキュラム・ポリシー

本校のカリキュラムは、1年次に基礎となる科目を履修。後期には学習の意欲向上や理学療法士としての理解度を深めるために医療機関への見学実習を取り入れる。
2年次では、より専門的な知識の習得と疾患理解を図り、後期の評価実習では指導を受けながら医療現場での評価技術を磨く。
3年次では本格的な理学療法技術を習得し即戦力レベルのスキルを習得する。

1. 理学療法士の知識の根幹となる解剖学、生理学、運動学などの専門基礎科目を履修する
2. 医療倫理を身につけることを目的に、リハビリテーション概論、コミュニケーション論を履修する
3. 対象者の気持ちに寄り添えることを目的に、病理学や整形外科学、リハビリテーション医学を履修し、疾患や障害の理解を深める
4. 医学的根拠に基づいた、問題解決能力の獲得と理学療法技術の質の向上を目的に、各専門領域における運動療法学を開講する
5. 安全性の高い理学療法を提供できることを目的に、救急救命の基礎や薬理の基礎を履修する
6. 臨床において必要なコミュニケーション能力の育成を図る。また、対象者の心理的側面にもアプローチできる知識と技術の基礎を身につけるため、心理学と連携した科目を開講する
7. コンプライアンスの遵守と安全な情報管理を行えることを目的に、情報科学や社会の理解を履修する
8. 理学療法士として生涯学習の促進を図ることを目的に、統計学や研究法を開講する

アセスメントポリシー

倉敷リハビリテーション学院では、ディプロマポリシー、カリキュラムポリシー、アドミッションポリシーに基づき、機関レベル・教育課程レベル・科目レベルの3段階で学修成果を査定する方法を定め、学生の入学時、在学時、卒業時の各段階において評価を実施する。

• 入学段階において、入学試験における評価、調査書等の記載内容、入学後の個人面談情報を用いることにより、本校のアドミッションポリシーで求める理学療法士としての知識、教養を身につける努力ができるかを評価する。
• 在学時、単位修得状況、成績評価、授業評価アンケート、授業における学習・課題発表等での主体的、能動的な学修を通じて、ディブロマポリシーで求める理学療法士としての資質と能力の習得を評価する。
• 卒業時、単位修得状況、成績評価、卒業試験を行い、カリキュラムポリシーで求めるスキルを習得し、必要所定の単位を修得できたかを評価する。

各ポリシーの検証方法

	入学前 （アドミッションポリシー）	在学中 （カリキュラムポリシー）	卒業時 （ディプロマポリシー）
学校全体（機関） レベル	入学試験 調査書等の記載内容 個人面談の志望動機、学習に対する準備、計画の情報	単位修得状況 各科目の成績評価 客観的臨床能力試験 授業評価アンケート 国試対策業者模試	単位修得状況 各科目の成績評価 客観的臨床能力試験 卒業試験 卒業率 就職率 国家試験合格率
学科（教育課程） レベル	入学試験 調査書等の記載内容 個人面談の志望動機、学習に対する準備、計画の情報	単位修得状況 各科目の成績評価 客観的臨床能力試験 授業評価アンケート 国試対策業者模試	単位修得状況 各科目の成績評価 客観的臨床能力試験 卒業試験 卒業率 就職率 国家試験合格率
科目レベル		成績評価 科目毎に定められる提出物